『signal 点滅』
作詩 NoRiKo
とても不器用で
理解しがたく
誤解を静かに見つめる自分が
ただそこに立っていることを
私は知っている。
悲しくなる言葉が
溢れてる。
どうしてそう
人の心を考えないの。
そうして私はまた 還っていくんだ。
似た空気の場所に。
だから唯一無二の この感情を
私が私であるうちに
書き殴り ぶちまけて
そうしてそれに目を付けた人間に
また頭を抱え
また自分らしい場所を探すんだ。
私の唄は
私を詠う。
孤独、 想い、 多観的思想、
粉々と
白と朱。
矛盾を結えば
いつしか 私そのものとなる 。
そして “それ”は 終わりを知らない。
コノウタヲ 空に向かって ぶん投げる。
そしてそれと共に
このどうしようもない感情を。
相容れない感情を。
悲しい感情を。
戦線布告、 烈火の如く。
馬鹿みたいに
スーパーヒーローに憧れたまま。
空へ跳ぶ。