『CRaSh. 0。』

作詩 NoRiKo




現実で肉体的に

精神的に

人を斬るんじゃなくて





自分の中で

勝手にザワザワ喋ってる相手をぶち壊せ。

自分で作った陰なら壊せるさ。





君のことを臆病者と呼ぶのは

木偶の坊と呼ぶのは

君の中の自責の念だけで充分だ








勝手に決めつけるな


あんたがなにをしなくたって

無意識の内に放った黒い影は

“君”を苦しめるんだぜ。







ぶっ壊せ、
ぶっ飛ばせ。

後ろは守ってやるから



ぶっ壊せ、
ぶっ飛ばせ。

なにも後ろめたく思うことはない









強気な歌が好きだ。
満身創痍なのに泣きながら笑い飛ばすような。








暗い黒い影、過去、運命は

黒い血の繋がりは

時にあたしを飲み込みにくるけど


その度にぐしゃぐしゃに丸めて

遠く遠くにぶん投げてやる。








どんなに不安定で
情けなくても
がむしゃらに生きろ。


白いベッドの上で
泣きながら誓ったじゃないか



“愛は今日渡さなきゃ、伝えなきゃ”








全てを失って
道をハズレまくって

そんなイマ、
あたしは0になる。







これを読んでる君が

ヤンキーでもレズでもマガイモノでもホモでもバイでも暴走族でも病気でなにも出来ないと思っていても
ニートでもフリーターでも不良でも中学中退でも生きるために体を売ってても
イジメられていてもイジメた過去を持ってても薬やってても






なんでもいいよ。

そんなのどうでもいいよ。




ねぇ、あたしと手を繋いでよ。





この短い生きて話せるあいだ。


上から目線じゃない。

儚さに泣きそうなあたしと


手を繋いでよ。







一緒に

0の空間で

笑おう。





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